山梨で「富士山が見える」と公式に書いてあるキャンプ場を数えた|富士山麓と富士山ビューは別の話

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キャンプ旅@30代(キャンプ歴3年・年20泊ほど)が書いています。実際に行った施設と、公式サイトを読んだだけの施設を本文で分けて明記しています。

📝 この記事でわかること

  • 山梨4か所+比較用の静岡1か所、計5か所の公式サイトを読んだら「富士山が見える」と自分の言葉で書いていたのは浩庵とぐりんぱの2か所だけだった
  • 「富士山麓」と「サイトから富士山が見える」は別物で、まとめ記事のタイトルと公式サイトの慎重な言い回しには差があった
  • 実際に行ったのはFUJICHUだけなので、良かった・快適だったという感想はFUJICHUの話に限り、ほかは公式の表現と料金を並べただけ

📋 目次

  1. 「富士山が見える」で検索して、公式サイトを5か所読んだ結果
  2. 浩庵は「眼前に臨む」と書いていた
  3. PICAの3つは、書いてあることが見事にバラバラだった
  4. 自分が行っているFUJICHUは、実は「見える」と書いていない
  5. 公式の言葉を並べてみる
  6. 結局、公式の写真とサイトマップを見るしかない

「富士山が見える」で検索して、公式サイトを5か所読んだ結果

結論から書く。今回自分が公式サイトを読んだ5か所(山梨4か所と、比較のための静岡1か所)のうち、「富士山が見える」「富士山を眼前に臨む」と公式が自分の言葉で書いていたのは2か所だけだった。浩庵キャンプ場とPICA富士ぐりんぱ。残りの3つは「富士山のふもと」「富士に抱かれて」「この富士山麓でのご滞在」――つまり全部、立地の話だ。

これ、けっこう大事な区別だと思っている。

「富士山麓にある」と「サイトから富士山が見える」は別の話だ。富士山のふもとには何百というキャンプ場があって、そのほとんどは富士山麓と名乗る権利がある。でも実際にテントを張った場所から山頂が見えるかどうかは、木が生えているか、区画がどっちを向いているか、その日の雲がどうかで決まる。まとめ記事には「富士山ビュー10選」みたいなタイトルが並ぶけれど、公式サイトに戻って読むと、施設側はもっと慎重な言葉を選んでいることが多い。

先に立場を明かしておくと、この5か所のうち自分が実際に行ったことがあるのはオートキャンプFUJICHUの1か所だけだ。残りの4か所は公式サイトを読んだだけで、行っていない。だからこの記事で「良かった」「快適だった」と書くのはFUJICHUの話に限る。ほかは公式が何と書いているかを並べるだけにする。行っていない場所の感想を書くと、それはもうただのまとめ記事だ。

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浩庵は「眼前に臨む」と書いていた

山梨で「富士山が見える」と公式に書いてあるキャンプ場を数えた|富士山麓と富士山ビ

本栖湖の浩庵キャンプ場。ここは公式が「富士山を眼前に臨む」とはっきり書いている。眼前、である。強気だ。

公式の説明によると、旧五千円札と千円札に印刷されていた逆さ富士は、浩庵の裏山から写真家・岡田紅陽が撮影した写真がもとになっていて、その写真は浩庵セントラルロッジの館内に展示されているという。本栖湖は富士五湖でいちばん深くて透明度が高い、とも公式に書いてある。竜ヶ岳は元旦のダイヤモンド富士で有名だ、とも。ここまで書いておいて景色が微妙だったら詐欺なので、たぶん本当に見えるんだと思う。自分は行っていないから断定はしない。

料金の構造が面白くて、ここはチェックイン時刻で値段が変わる。平日の通常料金で、7:30〜15:00にチェックインすると大人1人1泊800円、小人500円、テント設営料が1張1泊1,200円、タープ1張700円、駐車場1台1,200円、キャンピングカー2,300円、バイク800円。これが15:00〜20:00のチェックインになると、大人700円・小人400円・テント1,100円・タープ600円・キャンピングカー2,100円・バイク700円と、それぞれ少しずつ安くなる。遅く入るほうが安い。理屈は分かるけれど、料金表でここまで明示している施設ははじめて見た。

積み上げてみる。平日、7:30〜15:00チェックイン、大人2人、テント1張、タープ1張、車1台。800×2+1,200+700+1,200で4,700円。休日・祝日・繁忙期は「割増料金1」という別の区分があって、キャンプもデイキャンプもレイトチェックアウトも全部割り増しになる。だから4,700円は下限だと思っておいたほうがいい。

キャビンはA棟(4人用)16,000円、B棟(6人用)28,200円、C棟(10人用)49,000円。リネンは1組550円。管理棟でお風呂が500円、場内にコインシャワーが24時間ある。デイキャンプとレイトチェックアウト(17:00まで)は大人500円・小人300円・テント設営料600円・タープ400円。

PICAの3つは、書いてあることが見事にバラバラだった

PICAは3施設を見た。山中湖、富士西湖、そして静岡のぐりんぱ。同じブランドなのに富士山への言及がまるで違ったのが正直おもしろかった。

PICA山中湖の公式は「この富士山麓でのご滞在」と書く。麓。見えるとは書いていない。宿泊は1泊1名あたりの表示で、リラックスコテージ(定員6名)が4,505円〜、TAKIBIコテージ(定員4名)5,270円〜、ドギーコテージ5,865円〜、コテージ・グランオーベルジュ13,005円〜。全棟Wi-Fiあり、駐車場はコテージ1棟につき1台まで。

PICA富士西湖にいたっては、宿泊施設のページに「富士山」という語自体が見当たらなかった。あるのは「レイクビュー」だ。「コテージ・レイクビュー グランデ」が1泊1棟32,000円〜、「電源付き(A)レイクビューサイト」が1泊1サイト4,000円〜。これは西湖のレイクビューであって、富士山ビューとは書かれていない。ここを混同したまとめ記事、たぶんそこそこあると思う。ほかは1泊1棟でミニログ5,000円〜、エルログ7,000円〜、ドッグラン・庭付コテージ8,000円〜。1泊1サイトだと西湖野営場が800円(これは「〜」が付かない固定表示だった)、スカイフィールドフリーサイト1,000円〜、TENBAフリーサイト2,000円〜、プライベートサイト2,500円〜、TENBA区画2,500円〜、電源付き(A)3,000円〜。車はどのタイプも1台まで横付けでき、2台目以降はゲストハウス前の駐車場になる。

で、ぐりんぱ。ここは静岡県裾野市なので山梨ではない。それでも入れたのは、公式の宿泊施設一覧に「富士山が見える」という絞り込みタグが実在したからだ。タグで絞れる。これが5か所のなかでいちばんはっきりした表現だった。1泊1名でMORI BASE 2,720円〜、トレーラーコテージ・インデッキ2,720円〜。1泊1サイトだとSHIBAFUフリーサイト2,000円〜、SHIBAFU区画3,000円〜、テントサイトが電源無2,500円〜・電源付3,500円〜、デッキテントサイトが電源無2,000円〜・電源付3,000円〜。

自分が行っているFUJICHUは、実は「見える」と書いていない

ここからは行ったことがある話。オートキャンプFUJICHUのレビューは別で書いているくらい通っている場所で、自分のなかでは山梨のいちばん上にある。

で、今回あらためてオートキャンプFUJICHU(公式)のトップを読み返して、ちょっと意外だった。書いてあるのは「山梨県富士吉田市に位置するオートキャンプ場」「富士山のふもとで自然たっぷり」「日本一の山、雄大な、『富士に抱かれて』」。抱かれて、である。「富士山が見える」という直接の表現は、公式トップには無い。あれだけ富士山のすぐ横にあって、この書き方をしている。逆に信用できるな、と思った。

施設としては東富士五湖道路の富士吉田忍野スマートICからすぐ、道の駅富士吉田の裏手。この立地がとにかく効く。徒歩2分で道の駅なので、面倒な日は場外で飯を食えばいい。そして何よりトイレがとても綺麗で、妻の評価が異常に高い。自分がキャンプ場選びでいちばん重視しているのはトイレなので、ここは外せない。標高が高いぶん夏が圧倒的に涼しいのも理由のひとつ。冬は行ったことがないので冬の評価は書かない。

朝にコーヒーを淹れたときのことは今でも覚えている。ミルで挽いて飲んだら本当にうまかった。……そのあと家でミルを使わなくなったのは、単純に朝がだるいからだ。品物は悪くない。自分が悪い。

料金はサイト料と入場料の積み上げ方式で、公式に利用料金ページがある。入場料が大人(中学生以上)1,500円、子ども(3歳〜小学生)500円、ペット1頭500円(2頭まで)。そこにサイト料が乗る。オートキャンプサイトのAC電源付き(A1〜A4)がレギュラー5,000円/ミドル5,500円/トップ6,000円。AC電源無し(B1〜B5・B8、C3〜C11、E1〜E7)が4,000円/4,500円/5,000円。ソロ・デュオ向けの電源無し(B6〜B7)が2,500円/3,000円/3,500円。ドッグフリーサイトは電源付き(D1〜D4)6,000円/6,500円/7,000円、電源無し(C1・C2)5,000円/5,500円/6,000円。デッキサイト(ペット・子ども不可・3名まで)が8,000円。GW・年末年始・お盆・連休は「トップハイシーズン」で、各サイトのトップ料金+1,000円になる。コインシャワーは5分200円、洗濯200円・乾燥機500円(冬季は使用不可)。

この料金表を眺めていて気づいたのが、電源付きと電源無しの差額が全シーズン一律1,000円だということ。オートキャンプサイトで5,000円と4,000円、ドッグフリーサイトで6,000円と5,000円。きれいに1,000円。自分は電源サイトを使ったことがないので使用感は書けないけれど、この差額なら夏に扇風機を回したい人は普通に払う額だと思う。ちなみに自分が次に欲しいのはしっかり冷える電源付きの冷蔵庫で、まだ買っていない。買ったら電源サイトデビューすることになる。

公式の言葉を並べてみる

山梨で「富士山が見える」と公式に書いてあるキャンプ場を数えた|富士山麓と富士山ビ
施設県公式が富士山についてどう書いているか料金の単位と代表値自分が行ったか
浩庵キャンプ場山梨「富士山を眼前に臨む」1名1泊+設営料+駐車場の積み上げ/平日7:30〜15:00IN・大人2+テント+タープ+車1台で4,700円(休日は割増)行っていない
PICA富士ぐりんぱ静岡「富士山が見える」絞り込みタグあり1泊1名2,720円〜/1泊1サイト テントサイト電源無2,500円〜・電源付3,500円〜行っていない
オートキャンプFUJICHU山梨「富士山のふもと」「富士に抱かれて」(「見える」の記載なし)入場料(大人1,500円)+1泊1サイト(電源無し4,000円〜/電源付5,000円〜)何度も行っている
PICA山中湖山梨「この富士山麓でのご滞在」1泊1名4,505円〜(リラックスコテージ・定員6名)行っていない
PICA富士西湖山梨宿泊施設ページに「富士山」の語が見当たらない(レイクビュー=西湖)1泊1棟5,000円〜/1泊1サイト 西湖野営場800円行っていない

これが「5か所中2か所」の中身だ。浩庵とぐりんぱ。数えてみると、思っていたよりずっと少ない。

なお料金はどれも公式の最安表示で、時期・曜日・チェックイン時刻で上がる。最新の数字は必ず公式で確認してほしい。自分が見たのは2026年9月17日時点のページだ。

で、結局どれか。ここは条件を切って断定する。公式が富士山ビューを明言していることを最優先するなら浩庵だ。「眼前に臨む」と書いているのはここだけで、料金の内訳も一番細かく開示されている。行った実感でトイレと飯の安心感を取るならFUJICHU。これは自分が実際に何度も行って言っていることなので、上の4つとは情報の重みが違う。料金の分かりやすさならPICA――1泊1名いくら、1棟いくらで完結するので、積み上げ計算が面倒な人にはこっちが向く。県は違うけれど「富士山が見える」で絞り込んで探したいならぐりんぱ。タグで機械的に絞れるのは強い。

結局、公式の写真とサイトマップを見るしかない

ここまで書いておいてなんだけど、富士山が見えるかどうかは最終的に区画と天気で決まる。同じキャンプ場でも、この区画からは正面に見えて、隣の区画は木に隠れる、なんてことは普通にある。「富士山が見えるキャンプ場」というくくり自体が、そもそもちょっと雑なのだ。

だから自分がやるのは、公式サイトの写真をひたすら見ることと、サイトマップで区画の向きを確認すること。そのうえで予約のときに「富士山側の区画を指定できますか」と聞く。指定できない先着順の施設なら、早く入るしかない。浩庵の料金表が遅いチェックインほど安いのを見て、逆に言えば早く入る価値がある場所なんだな、と勝手に思った。

あと現実的な話をすると、自分は車を持っていなくてレンタカーかタイムズカーシェアで行っている。渋谷のマークシティのステーションまで取りに行くのが定番ルートだ。この話は車なしでキャンプに通っている話に書いた。富士山側の区画を取るために朝早く出るとなると、車の手配の時間もセットで考えないといけない。ここが地味に面倒。

それと、テントを張るなら2泊以上にしたい。1泊2日だと設営して飯食って寝て、翌朝には片付けが始まる。景色を見に行っているのに景色を見る時間がない。デュオキャンプの選び方でも書いたけれど、1泊しか取れないときは素直にコテージにする。今回のリストでいえばPICAのコテージやキャビンがそれにあたる。

次の連休は浩庵を調べてみるつもりでいる。妻は川派なので湖にどう反応するか読めないけれど、「逆さ富士の写真が館内にあるらしい」と言ったら「へえ」と返ってきた。行く気はあるらしい。まずは公式の写真を並べて、テントサイトのどのあたりが湖側なのかを二人で確認するところから。

🏕️ 気になった施設の空き状況と最新料金を見る

空き状況と最新料金は予約サイトで。施設名で検索できます。

よくある質問

Q. 結局、富士山ビュー狙うならどこがいいの?

A. 公式が明言してるのは浩庵とぐりんぱだけ。自分的には行き慣れてるFUJICHUの安心感も捨てがたい。

Q. PICA富士西湖も富士山見えるんでしょ?

A. 公式の宿泊施設ページに「富士山」の語自体が無かった。西湖のレイクビュー止まり。

Q. FUJICHUって冬でも富士山近くて気持ちいい?

A. 冬は行ったことがないので、正直わからない。

キャンプ旅@30代

この記事を書いた人: キャンプ旅@30代

東京・世田谷在住の30代。キャンプ歴3年、妻とのデュオキャンプが中心で、神奈川・山梨・静岡がメインエリアで、コテージ泊も含めると年20泊ほど。ウェルキャンプ西丹沢/どてかげ/FUJICHUに実際に通っていて、那須のKA-MA-DOや龍の国にも行っています。「ブランドより実用性とコスパ」が基準で、失敗談もそのまま書きます。

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