キャンプ旅@30代(キャンプ歴3年・年20泊ほど)が、実際に行って・使って書いています。
📝 この記事でわかること
- 虫除けスプレーより、長袖長ズボン・テントのフルクローズ・ゴミの密閉という三つの習慣を毎回続けているのが自分の防虫の軸
- 上下ワークマンで足元まで隠す服装や、暖色ランタン・焚き火の効果への率直な体感(過度な期待はしていない)がわかる
- 結局はグッズより標高高めでお湯の出るキャンプ場を選ぶことが一番効くという、3年やった末の結論がわかる
📋 目次
スプレーは切れる、長袖は切れない
先に本音を書く。自分は虫除けスプレーにまったくこだわりが無い。ドラッグストアで目についたやつを適当にカゴへ入れて終わり。成分表なんてほとんど見ていない。キャンプ3年目でブログまで書いている人間がこれでいいのか、とは自分でも思う。でも事実だから隠さない。
それでも夏に虫で地獄を見た記憶が無いのは、スプレー以外を毎回同じようにやっているからだと思っている。長袖長ズボンを着る。寝る前にテントのインナーを完全に閉める。ゴミを密閉する。この三つだけ。順番も毎回同じで、考えなくても手が動く。
逆に言うと、スプレーに期待しすぎるのが一番危ない。汗で流れる、時間で切れる、塗り忘れた足首からやられる。服は自分がサボらない限り切れない。だから優先順位は服装が上で、スプレーは保険。ここははっきりさせておきたい。
上下ワークマンで、足元まで隠しておく
夏の自分の格好は上下ワークマン。長袖のシャツと長ズボン。「夏に長袖は暑いでしょ」とたまに言われるけど、標高の高いキャンプ場なら夕方以降はむしろ足りないくらいで、薄手の作業着なら日中もなんとかなる。
そもそもワークマンなのは虫対策のためじゃない。単純に一番好きなブランドだからだ。安いのに丈夫で、藪に突っ込んでも枝で引っかけても気にならない。耐火グローブもここ、靴もここ。靴の使い分けは別の記事に書いたので、ここでは虫の話に絞る。
虫の話に戻すと、やられやすいのは足元だ。地面に近いところから寄ってくるので、靴下の上にズボンの裾をかぶせておくと地味に効く、というのは一般的なセオリーとして覚えておいていいと思う。自分は色で服を選んだことは無いけど、黒っぽい服はハチが反応しやすいとも言うので、明るいほうが無難ではある。まあこのへんは受け売り。虫にそこまで詳しくないし、刺されたら冷やすくらいしか知らない。
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テントに一匹入れた時点で、その夜は終わる
虫対策で一番真剣なのはここ。
寝るのは基本コールマンのテント。フルクローズできるインナーがあるので、寝る前にジッパーを全部上まで上げて、メッシュに隙間が無いか一周ぐるっと見る。毎回やる。というのも、中に蚊が一匹いるだけで夜が全部だめになるからだ。耳元でブーンとやられて、起きて、ヘッドライトで探して、見つからない。あの徒労が本当にきつい。刺されるかどうかより、睡眠を守るための儀式だと思っている。
ジッパーは壊れやすい部分なので、ウェルキャンプ西丹沢あたりに通っている頃からNANGAのスライダー補修パーツを付けて延命させてきた。地味な話だけど、閉まらないジッパーは防虫機能がゼロなので、ここが本体だったりする。
あとはゴミ。食べ残しと空き缶はその場で袋に入れて縛る。特に甘い飲み物の缶を出しっぱなしにすると、翌朝えらいことになる。撤収が面倒になるだけなら我慢もするけど、ハチが寄るのは面倒では済まない。だから「飲み終わったら即袋」で妻とも揃えている。
暖色ランタンと焚き火に、自分は期待しすぎていた
白色LEDは虫が集まりやすくて、暖色のLEDなら寄りにくい――という話はよく聞く。理屈は納得できる。自分も暖色系のLEDランタンを持っている。
ただ正直に書くと、「暖色に変えたから虫が減った」という体感は自分には無い。減ったと言えれば記事は締まるんだけど、無いものは無い。もともと集まる量が少ない場所に行っているのかもしれないし、単に自分が鈍いのかもしれない。理屈は正しそうだから、これから買う人は暖色を選べばいいと思う。ただ「暖色にしたから対策完了」と考えないほうがいい。
焚き火も同じ扱いにしている。煙が虫を遠ざけるのは事実でも、効くのは焚き火のすぐ横だけで、風向きが変わればゼロ。しかもそれ以上に大きい問題があって、焚き火は思っているより早く終わる。DOTEKAGE(どてかげ)で妻と焚き火台を組んで火を起こした日、薪の減りが想定より早くて20時にはもう燃え尽きていた。「あれ、もう終わり?」と二人で灰を見ていた。そこから寝るまでの2時間くらいのほうが、実は長いのだ。夜の大半は焚き火の後ろ盾が無い時間なわけで、これを防虫の主力に据えるのは無理がある。補助。それ以上には数えない。
DOTEKAGEは薪を一本単位ですぐ買える場所だから、足りなければ買い足せば済む。
結局、虫が少ない条件の場所に行くのが一番強い
3年やって思うのは、グッズを積むより「そもそも虫が少ない条件の場所を選ぶ」ほうが効くということ。夏は標高が高いキャンプ場。これに尽きる。涼しいと半袖になりたい誘惑も減るから、服装対策とも噛み合う。
サイトの位置も同じで、渓流沿いや池のそばはやっぱり虫が多い。自分は山の雰囲気があるところが好きで、妻は川があるほうが好きなので、ここは毎回ちょっと揉める。「川のほうが気持ちいいじゃん」と言われると確かにそうなんだけど、虫は多い。ウェルキャンプでほぼBゾーンばかり選ぶのも、大人が多そうな雰囲気と木陰があるからで、虫を計算して選んだわけではない。結果として悪くはない、くらいの話。
もう一つ外せないのが、夏でも洗い場でお湯が出ること。虫の話じゃないと思われそうだけど、油で汚れた皿を冷水で洗うと落ちきらず、ベタついた食器と生ゴミがサイトに残る。そこにハチとアブが寄る。お湯が出ない場所に2回行って、2回目でどうしても気になってもう行かないと決めたキャンプ場がある。あれは味というより衛生の問題だった。
成分の話は、自分の代わりに表を見てほしい
自分が適当に買っているとはいえ、成分で選ぶべき人がいるのは分かる。特に小さい子がいる家庭と妊娠中の人。ディートは年齢で使用回数の制限があるし、避けたほうがいい製品もある。うちは妻と二人で子どもはいないから、ここは自分の実体験としては語れない。数値だけ置いておくので、該当する人はパッケージの表示を必ず確認してほしい。
| 成分 | 効果時間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ディート | 濃度により2〜8時間 | 実績が長い。ブヨ・マダニにも有効。年齢別の使用制限あり |
| イカリジン | 濃度により4〜8時間 | においが穏やかで刺激が少ない。年齢制限がない製品が多い |
| 天然成分系 | 1〜2時間程度 | 効果は穏やか。塗り直し前提 |
で、自分はどれを使っているのか。たぶんディートの何か。パッケージの色は覚えているのに濃度は覚えていない。こういう人間なので、成分にこだわりたい人はここだけ他の記事を読んでください。そのかわり服装と寝床の話には3年ぶんの本気を書いた。
猿橋オートキャンプ場(正式名称は猿橋リバーサイドベースキャンプ場)で直火をやったときなんて、石で囲って火をゼロから育てる作業にテンションが上がりすぎて、虫のことを完全に忘れていた。ほとんどのキャンプ場は直火NGだから、あれができる猿橋は別格だと思う。ただ「直火なら虫が来ない」みたいな話にはしたくない。あの日はただ楽しかっただけ。
次のシルバーウィークは例年どおり4泊する予定で、装備は何も変えない。長袖、フルクローズ、ゴミ密閉。スプレーはまた適当なやつを買う。今年こそ成分を見てみようと毎年思って、たぶん今年も見ないと思う。
🛒 虫除けスプレー
よくある質問
Q. 結局暖色のランタンって虫除けに効くの?
A. 理屈は分かるけど、自分は減った実感がない。
Q. スプレーは何使ってるの?
A. たぶんディートの何か、濃度は覚えてない。
Q. 子どもがいる家庭でも同じ対策でいいの?
A. うちは子どもがいないので分からない。成分表示は自分で確認してほしい。
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この記事を書いた人: キャンプ旅@30代
東京・世田谷在住の30代。キャンプ歴3年、妻とのデュオキャンプが中心で、神奈川・山梨・静岡がメインエリアで、コテージ泊も含めると年20泊ほど。ウェルキャンプ西丹沢/どてかげ/FUJICHUに実際に通っていて、那須のKA-MA-DOや龍の国にも行っています。「ブランドより実用性とコスパ」が基準で、失敗談もそのまま書きます。