キャンプ旅@30代(キャンプ歴3年・年20泊ほど)が、実際に行って・使って書いています。
📝 この記事でわかること
- 3年で実際に行った9か所を、お湯・トイレ・直火・現金払いという自分の判断基準だけで並べた比較
- 1位FUJICHU、2位DOTEKAGE、3位西丹沢を選んだ決め手と、河津七滝にもう行かないと決めた理由
- 表の「未確認」項目も隠さず出した、次に自分が確認しに行くための正直なチェックリスト
📋 目次
3年で行ったのは9か所、その順位をそのまま書く
結論から書く。自分の1位はオートキャンプFUJICHU、2位がDOTEKAGE、3位がウェルキャンプ西丹沢。そして河津七滝オートキャンプ場には、たぶんもう行かない。
先に断っておくと、これはランキングであってランキングではない。3年で自分が実際に行った場所を並べただけで、関東のキャンプ場を全部知っているわけでは全然ない。有名なのに行っていない場所なんて山ほどある。ただ、行ってもいない場所を「おすすめ」として並べる記事をさんざん読んで、そのたびに時間を損した気分になったので、自分は行った場所しか書かないことにした。9か所。3年でこれだけ、と見るか、よく行ったな、と見るかは読む人次第だと思う。
並べる基準も先に出しておく。自分がキャンプ場を選ぶときに見ているのは4つだけだ。車をサイトに横付けできるか。トイレが綺麗か。洗い場でお湯が出るか。直前でも予約が取れるか。この4つに、現金のみかどうかと、直火ができるかを足して比べる。景色とか雰囲気とか、そういう曖昧なものは後回しでいい。というか、後回しにできるようになったのが3年目だと思っている。
あとひとつ。自分は山の感じがあるキャンプ場が好きで、妻は川があるほうが好きだ。だから評価が割れる場所がある。そこは割れたまま書く。
🎒 キャンプ場に持って行っている、自分の定番ギア
お湯が出ないだけで、もう行かないと決めた場所がある
順位の話をする前に、この基準がどこから来たかを書いておきたい。河津七滝オートキャンプ場だ。
伊豆で、釣りができて、温泉が近くて、山の雰囲気も良かった。1回目に行ったときは正直かなり満足していた。問題は洗い場でお湯が出ないことで、1回目は気にならなかった。2回目で気になった。夜、炭火で脂の多いものを焼いた後の洗い物を、妻が冷水でやっているのを見たときだ。油が全然落ちない。落ちないから同じ皿を何度もこすっている。自分は横で「代わろうか」と言って、代わって、やっぱり落ちなかった。
その帰りの車の中で、もうここは無いな、と思った。妻は特に文句を言わなかったけれど、言われないほうがきつい。
「お湯は冬の話でしょ」と思っている人がいたら、それは違う。キャンプ飯は油物が多い。夏のほうが油を使うものを焼いている。だから夏こそお湯がいる。自分がキャンプ場選びで「お湯が出るか」を最初に見るようになったのは、完全にこの日のせいだ。
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行った9か所を、お湯とトイレと直火と支払いで並べる
分からない項目は正直に「未確認」と書いた。公式に書かれていないものを推測で埋めるのが一番たちが悪いと思っているので。
| 施設 | 県 | お湯 | トイレ(自分の感想) | 直火(自分がやったか) | 支払い | 順位・一言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| オートキャンプFUJICHU | 山梨 | 未確認 | とにかく綺麗。妻の評価が一番高い | × | 現金・クレジットカード可(公式料金ページ) | 1位 |
| DOTEKAGE CAMP GROUND | 山梨 | ○ | 綺麗。井戸水がそのまま飲める | × | 未確認 | 2位 |
| ウェルキャンプ西丹沢 | 神奈川 | ○ | そこそこ綺麗 | × | 現金のみ(事前振込/現地は現金) | 3位 |
| 猿橋リバーサイドベースキャンプ場 | 山梨 | 未確認 | —(未確認) | ○ | 未確認 | 番外・直火だけで価値がある |
| 皇海山キャンプフォレスト | 群馬 | 未確認 | —(未確認) | × | 未確認 | 番外・遠いが上位の好み |
| KA-MA-DO キャンプグラウンド | 栃木 | 未確認 | —(未確認) | × | 未確認 | 最近行って、めちゃくちゃ良かった |
| 那須 大蛇尾渓谷「龍の国」 | 栃木 | 未確認 | 面積の割に数が少ない。混雑時は待つ | × | 未確認 | 場所は最高。トイレだけ覚悟 |
| 河津七滝オートキャンプ場 | 静岡 | × | —(未確認) | × | 未確認 | もう行かない |
| 小田急山中湖ビレッジ | 山梨 | — | — | — | 未確認 | コテージ泊のみ。設備は評価しない |
で、結局どこを選べばいいのか。トイレと飯で選ぶならFUJICHU。お湯とサウナと人の温かさならDOTEKAGE。明日行きたい・友達を沼に落としたいなら西丹沢のコテージ。直火がやりたいなら猿橋。那須方面ならKA-MA-DOか龍の国で、龍の国は混雑時のトイレ待ちを覚悟して行く。河津七滝は、自分はもう行かない。ここまではっきり書くと角が立つけれど、「どっちも良いですよ」と書かれた記事を読んで何も決められなかった過去の自分に向けて書いている。
1位から3位、それぞれの決め手になった一瞬
FUJICHUは、トイレと道の駅で勝っている
1位の理由の半分はトイレだ。妻の評価が異常に高い。ここでキャンプが嫌いになる人が多いという確信が自分にはあるので、この項目の配点は自分の中でめちゃくちゃ重い。
もう半分は飯。徒歩2分に道の駅があって、場外でも綺麗で美味いものが食べられる。これは他と比べて本当に大きな差だと思っている。連泊していると必ず一食くらい「今日は作りたくない」が来る。その逃げ道が徒歩2分にあるかどうかで、滞在の余裕が全然違う。
あと標高が高いので夏が圧倒的に快適だ。冬は行っていないから分からない。ここでミルで挽いたコーヒーを朝に飲んで、本気で感動したことがある。豆の匂いが立ち上がった瞬間に「これが正解か」と思った。思ったのに、その後ミルは使わなくなった。朝がだるすぎる。良さを知っているのに習慣にならないギアというのが世の中にはあって、うちのミルはその代表格だ。メスティンをよく使うのもこの場所で、逆に安物のソフトクーラーで保冷に完敗したのもここ。
料金は公式に細かく出ている。入場料が大人1,500円、子ども500円、ペット1頭500円。そこにサイト料が積み上がる形で、AC電源付き(A1〜A4)がレギュラー5,000/ミドル5,500/トップ6,000円、電源無し(B・C・Eの各サイト)が4,000/4,500/5,000円。ソロ・デュオ向けのB6〜B7が2,500/3,000/3,500円、デッキサイトが8,000円。GW・年末年始・お盆・連休はトップハイシーズンでトップ+1,000円。コインシャワーは5分200円だ。電源付きと無しの差が1,000円と読めるのは公式ページを見て初めて知ったことで、自分は電源サイトを使ったことがない。金額は変わるので、最新はオートキャンプFUJICHU(公式)で確認してほしい。詳しくはオートキャンプFUJICHUのレビューに書いた。
DOTEKAGEは、お湯と井戸水と人
初期から通っている。洗い場でお湯が出る。これだけで自分の中の評価は跳ね上がる。さらに水が井戸水でそのまま飲めるので、ジャグに水を詰めて運ぶ手間がまるごと消える。車なしでレンタカーやカーシェアに積んで行く身からすると、荷物が一個減るのは順位に直結する話だ。
場内にサウナがある。オーナーやスタッフが親切で、融通が利く。薪が1本単位で買えるのも地味に効いていて、足りなければ足す、で済む。
ここでの失敗も書いておく。薪を地面に直置きして夜露で湿気らせたことがあって(場所は覚えていない)、以来ここで薪入れを買った。次の日に火がつかなくて情けなかった。その反省で薪入れを買ったのもこの場所だ。あと薪の減りが想定よりずっと早くて、20時にはもう燃え尽きていたことがある。まだ全然飲んでるのに。焚き火台のヘキサグリルを妻と設営しながら組んだのもここで、2泊3日でCamdoorのマットを使ったのもここ。テントを用意してくれるスタイルの泊まり方が1回だけあって、それも使った。AC電源は別建ての利用料金で、公式に改定のお知らせが出ている。金額は予約システム側にあるので書かない(自分は使っていないので分からない)。DOTEKAGE CAMP GROUND(公式)と、どてかげキャンプ場のレビューもどうぞ。
西丹沢は、予約が取れるという最大の武器
約500サイトある。つまり「明日行きたい」で取れる。この一点で3位にいる。世田谷から空いていれば1時間半、混むと2時間ちょっと。露天風呂と温泉、シャワー、ドッグラン(自分は犬を飼っていないので使ったことがない)。トイレはそこそこ綺麗で、お湯は出る。
コテージの棟数が多いのが本当にありがたくて、キャンプ未経験の友達夫婦を誘うときは必ずコテージにする。設営なしで、美味い飯と焚き火だけ体験してもらう。帰りに向こうから「次いつ行く?」と言ってくる確率がかなり高い。親と泊まったのもここのコテージだった。4人グループで行って場内の釣り堀で盛り上がったこともある。昼ごはんが面倒になって、妻と思いつきでワンパンパスタを作ったら意外とちゃんとできた。
ゾーンはほぼBばかり選んでいる。大人が多そうな雰囲気と木陰があるから。AとCは1回ずつ、Dは未経験のまま。
公式料金は1泊・車2台・5名以内で、電源なしオートサイトがオフ5,500/オン7,000/ハイ8,000円、電源付が7,000/8,500/10,000円、Aゾーン電源付が9,500/11,500/12,500円。コテージは風呂無14,000/19,000/29,000円、風呂付22,000/27,000/37,000円、ログハウスが40,000/45,000/55,000円。これも最新はウェルキャンプ西丹沢(公式)を見てほしい。ここで一番の注意点は支払いで、事前振込制、現地払いは現金のみ。クレカも電子マネーも使えない。自分は現金が足りなくなって下ろしに行ったことがある。あれ以来キャンプ用の財布を別に用意して、数万円を常備するようになった。正直、キャッシュレス対応のキャンプ場は神だと思っている。増えてほしい。ウェルキャンプ西丹沢のレビューとウェルキャンプ西丹沢のコテージ料金にもう少し細かく書いてある。
順位の外にあるけど、行ってよかった場所
猿橋リバーサイドベースキャンプ場。記事によっては猿橋オートキャンプ場と呼んでいるが同じ場所だ。ここは直火ができる。ほとんどのキャンプ場は直火NGなので、これは本当に珍しい。3年やって直火をやったのはここだけだ。石を拾って囲いを作って、そこに火を置いて育てる。焚き火台とは完全に別物の体験で、あのときのテンションの上がり方は自分でもちょっと引くレベルだった。ずっとしゃがんで薪の角度を直していた。近くの農園の無農薬ピーマンが感動的に美味かったのも覚えている。
皇海山キャンプフォレストは群馬。遠くて頻繁には行けないけれど、好みとしてはかなり上位。現地でもらったもぎたての枝豆の味が忘れられない。牛ハラミにマキシマムを揉み込んで1時間置いてから焼いたのもここ。ダッチオーブンの下火を強くしすぎて鍋底を焦がしたのもここだ。うまい話と失敗が同居している。皇海山キャンプフォレスト(公式)
KA-MA-DOは最近行って、めちゃくちゃ良かった。都心から100分、西那須野塩原ICから3分。水捌けが良くて雨に強い、広いサイト。夜にメスティンで作った飯がやたら美味かった記憶がある。近くの千本松牧場でキャンプに使うものも買えるし、動物とも触れ合える。看板犬が可愛い。ただしGWのペニーレイン那須は舐めていた。8時オープンの8時に着いて、50人以上の行列を見て2人とも無言で車に戻った。地元の人いわく、通常の土日なら7時で比較的空いているらしい。冬には行っていないので、そこは分からない。KA-MA-DO キャンプグラウンド(公式)とGWの那須・KA-MA-DOの顛末。
那須 大蛇尾渓谷「龍の国」オートキャンプ場も良かった。川もあるし森の感じもある。山感も川もあるという意味では、自分の好みと妻の好みの両方に寄っている珍しい場所だと思う。自分たちのサイトはたまたま周りに人がいなくて、それで余計に良かった。ペナルティのヒデがプロデュースしたキャンプ場だ。弱点ははっきりしていて、面積の割にトイレが少ない。激混みのときに待たされたのは少し萎えた。
小田急山中湖ビレッジはコテージで泊まったことがあり、冬にも行った。冬にも泊まっている。テントを張っていないので、設備の評価はしない。
この表の「未確認」が、次に行く理由になる
こうして並べてみると、自分が絶対条件だと言い張っているお湯の項目が、○が2か所、×が1か所で、残りは未確認のままだ。ひどい話だと思う。出るかどうかを一番気にしている人間が、行った場所の設備をちゃんと確認していない。支払い方法は西丹沢(現金のみ)と、公式の料金ページに「現金、クレジットカード可」とあるFUJICHU以外は分かっていない。
言い訳をすると、行っている間は洗い場の温度なんてどうでもよくなっているのだ。ぼーっとして、飯を作って、妻と喋って、それで2泊が終わる。普段ITの仕事で画面ばかり見ているぶん、何もしない時間のほうが目的になっている。だから設備をメモする発想がそもそも無い。
キャンプ場に行く前に読んでおくと事故が減る話も別に書いてある。車なしでキャンプに通っている話と、1泊2日ならコテージ、という使い分け。あと夏の千葉で渋滞9時間にはまった話は、笑い話として書いているが本気で忠告している。
次の3連休、たぶんまたFUJICHUかDOTEKAGEに行く。今度は着いたらまず洗い場に行って、蛇口をひねってみる。表の「未確認」を自分で埋めるのが、次のキャンプの目的だ。
よくある質問
Q. 結局、一番のおすすめはどこですか?
A. 自分は妻のトイレ評価が高いFUJICHUを1位にしているが、お湯とサウナ重視ならDOTEKAGEも捨てがたい
Q. 河津七滝には本当にもう行かないんですか?
A. もう行かない。
Q. 表の「未確認」って結局ちゃんと見てないだけですよね?
A. わからない。行っている間はお湯の温度なんて気にならなくなって、メモする発想自体がなかった
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この記事を書いた人: キャンプ旅@30代
東京・世田谷在住の30代。キャンプ歴3年、妻とのデュオキャンプが中心で、神奈川・山梨・静岡がメインエリアで、コテージ泊も含めると年20泊ほど。ウェルキャンプ西丹沢/どてかげ/FUJICHUに実際に通っていて、那須のKA-MA-DOや龍の国にも行っています。「ブランドより実用性とコスパ」が基準で、失敗談もそのまま書きます。