📋 目次
- 関東の花見キャンプ、ベストシーズンはいつ?
- 関東エリア別・おすすめ花見キャンプ場7選
- 春キャンプの夜は本当に冷える。失敗しない装備・服装ガイド
- ファミリー・カップル・ソロ別、キャンプ場の選び方
- 予約を制する者が花見キャンプを制す。混雑対策と当日のマナー
「春になったら桜を見ながらキャンプしたい」——毎年この季節になると、そんな気持ちが抑えられなくなる。花見といえば公園でビールを飲むのも悪くないけど、テントを張って、焚き火の煙をくゆらせながら、夜桜をひとりじめする体験は本当に格別なんですよ。
ただ、正直に言うと、花見キャンプは「どこでもいいから行けばOK」ってわけじゃない。桜の時期は予約が鬼のように埋まるし、春の夜は想像以上に冷える。せっかくの絶景ロケーションで、装備不足で震えながら過ごすのはもったいなさすぎる。自分も初めての春キャンプで寒さに撃沈した経験があるので、その辺りは後でしっかり書きます。
この記事では、東京近郊から行ける関東エリアの花見キャンプ場を厳選して紹介しつつ、予約のコツや春キャンプの装備まで一気にまとめました。計画の参考にしてもらえたら嬉しい。
関東の花見キャンプ、ベストシーズンはいつ?
結論から言うと、関東平野部の桜の見頃は例年3月下旬〜4月上旬。山梨や群馬の標高が高いキャンプ場になると4月中旬〜下旬まで楽しめる場合もある。これを知っておくだけで、「花見キャンプのシーズンが2〜3週間広がる」と思っておくといい。
予約を入れるタイミングは、人気キャンプ場なら2ヶ月前が絶対ライン。特になっぷやじゃらんで予約できる有名どころは、3月の桜シーズン枠が1月中旬〜2月頭にはほぼ埋まる。「今週末の桜が見頃だ!行こう!」で取れるのはよほどの穴場だけなので、早め早めに動くのが鉄則。
標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃下がり、桜の開花も数日遅れる傾向がある。神奈川・埼玉の低地キャンプ場(標高100〜300m)は3月下旬〜4月上旬、山梨・群馬の山間部(標高600〜1000m以上)は4月中旬〜下旬が見頃の目安。高地キャンプ場を狙えば、平地で桜が散った後でも花見キャンプが楽しめる。
関東エリア別・おすすめ花見キャンプ場7選
① ウェルキャンプ西丹沢(神奈川)
個人的にめちゃくちゃよく通っているキャンプ場。東京から約1時間半、神奈川・西丹沢エリアに位置していて、アクセスのよさとロケーションのバランスが絶妙。サイトによっては桜の木が近くに植えられていて、春の時期は本当に雰囲気がいい。区画は約100サイト以上あるが、オートキャンプサイトを選べば車を横付けできるので荷物の多いファミリーにも向いている。料金は1泊あたり5,000〜8,000円前後(サイトによって変動)。トイレやシャワー設備も整っていて、奥さんが「ここなら大丈夫」と言ってくれる数少ないキャンプ場のひとつ。
② 河口湖フィールドキャンプ(山梨)
富士山と桜を同時に楽しめる、もはやチート級のロケーション。河口湖周辺は例年4月上旬〜中旬が見頃で、「富士山×逆さ富士×桜」という構図で写真を撮りたいキャンパーに大人気。東京から中央道で約1時間30分〜2時間と、日帰りも泊まりも気軽に行ける距離感がいい。ただし桜シーズンは周辺道路が渋滞するので、金曜夜の移動か、土曜の早朝出発が正解。サイト料金は6,000〜10,000円ほどで、ドライブスルーチェックインができるオートキャンプサイトが人気。
③ 長瀞オートキャンプ場(埼玉)
荒川沿いに位置する長瀞は、「関東の桜の名所」としても知名度が高い。岩畳エリアを含む長瀞全体が桜スポットになっていて、ラフティングなどのアクティビティと組み合わせて楽しむキャンパーも多い。東京から関越道経由で約1時間30分。オートキャンプサイトが約80区画あり、ファミリー層が多く、トイレ・炊事場の設備も充実している。料金は1泊5,500円〜。川沿いの花見とキャンプを同時に楽しみたいならここは外せない。
④ 吹割の滝キャンプ村(群馬)
群馬・沼田エリアの吹割の滝近くにあるキャンプ場。標高が少し高め(約600m)なので桜は4月中旬まで楽しめることが多く、混雑が一段落した後でも花見できるのがポイント。東京から関越道で約2時間。料金は比較的リーズナブルで1泊3,500〜5,000円前後。広大な敷地と自然感あふれる雰囲気がソロキャンパーにも人気。観光スポットとして「吹割の滝」が車で10分以内なのも◎。
⑤ 道志の森キャンプ場(山梨)
山梨・道志村に広がる大規模フリーサイトのキャンプ場。70ヘクタール以上の敷地に川が流れ、春は新緑と桜が混在する独特の景観が楽しめる。東京から約1時間30分〜2時間。フリーサイトなので好きな場所にテントを張れるが、桜の木の近くは早い者勝ちなので朝一チェックインを狙いたい。料金は1泊大人1,000〜1,500円と格安なのも魅力。ただし設備はシンプルなので、ある程度キャンプに慣れてから行くほうがいいかも。
⑥ 小田急山中湖フォレストコテージ(山梨)
山中湖畔に位置する施設で、コテージもあるがオートキャンプサイトも利用できる。湖越しに富士山を望みながら桜を楽しめる場所として、カップル・夫婦勢に特に人気が高い。4月上旬〜中旬の見頃に合わせて毎年混み合うので、予約は2〜3ヶ月前が理想。湖周辺の整備されたサイクリングコースも相性がいい。料金は1泊7,000〜12,000円(サイトタイプによる)。
⑦ 神流湖キャンプ村(埼玉・群馬の県境)
正直、穴場といえばここは外せない。埼玉と群馬の県境に位置する神流湖沿いのキャンプ場で、湖畔に沿って桜が咲き誇るシーズンは本当に綺麗なのに、有名どころに比べると予約が取りやすい。東京から約1時間40分。料金も1泊3,000〜5,000円ほどとリーズナブル。静かにゆっくり花見キャンプを楽しみたいソロキャンパーや、「激戦区の予約争いに疲れた……」という人にこそ試してほしい場所。
春キャンプの夜は本当に冷える。失敗しない装備・服装ガイド
これ、マジで大事な話をします。自分が初めて春キャンプをしたとき、「もう4月だし昼が暖かいから大丈夫でしょ」と高をくくってシュラフを薄めのものにしたら、夜中に寒さで目が覚めた。山梨の標高600m台のキャンプ場で、夜間気温は4℃まで下がっていた。昼間との温度差が10℃以上あるのが春の山間部キャンプの恐ろしさ。
関東の3月下旬〜4月の夜間気温は、平地でも5〜10℃、標高500m以上になると0〜5℃になることも普通にある。夏用シュラフ(快適温度15℃以上)では完全に詰む。
- シュラフ:快適温度0〜5℃対応のスリーシーズン用が最低ライン。ダウン素材が軽くて暖かくおすすめ
- インナーシュラフ:持っていると体感温度が2〜3℃違う。コンパクトに畳めるので一枚あると保険になる
- 服装(夜):フリース+ダウンジャケットの重ね着が基本。汗をかいても乾きやすいメリノウールのインナーが優秀
- グランドシート・マット:地面からの冷気が侮れない。厚さ3cm以上の断熱マットか、エアマットを必ず敷く
- 焚き火台:夜は焚き火が暖房代わり。キャプテンスタッグの焚き火台は価格のわりに使いやすくておすすめ
- 湯たんぽ:シュラフの中に入れると体の芯から温まる。地味だけど効果絶大
春は地面がまだ湿っていることが多く、薪を直接地面に置くと湿気を吸って燃えにくくなる。薪ラックや鉄の台に乗せておくのが正解。自分はダイソーのハンギングラック系グッズと組み合わせて薪の置き場所を確保している。現地調達の薪が湿っていた場合は、焚き火台の近くで少し乾かしてから使うといい。
ファミリー・カップル・ソロ別、キャンプ場の選び方
ファミリー向け
子連れ・家族で行くなら「トイレと炊事場の清潔さ」と「車の横付けができるオートキャンプサイト」が最優先。荷物が多いファミリーキャンプで徒歩搬入はかなりきつい。おすすめは長瀞オートキャンプ場やウェルキャンプ西丹沢。どちらもトイレが整備されていて、初めて春キャンプをする家族でも安心感がある。
カップル・夫婦向け
ロケーション重視で選ぶなら山中湖周辺か河口湖エリアが断然おすすめ。富士山を背景に桜を見ながら二人でコーヒーを飲む時間は、なかなか代えがたい。個人的には奥さんとよく山梨方面に行くけど、「景色がいいね」って言ってもらえるキャンプ場は長続きする(笑)。ただ、奥さんがトイレの綺麗さに厳しいので、その点は事前に口コミをしっかり確認するようにしている。
ソロキャンプ向け
ソロなら道志の森か神流湖キャンプ村がおすすめ。道志の森はフリーサイトなので自分のペースで好きな場所にテントを張れるし、神流湖は混雑が少なくて静かに過ごせる。「ハンモックを桜の木の間に張る」という理想的な花見キャンプを実現しやすいのも、フリーサイトならではの醍醐味。ハンモックは本当に最高なので、持っていない人はぜひ試してみてください。桜を見上げながらゆらゆらしてるだけで幸せになれます。
予約を制する者が花見キャンプを制す。混雑対策と当日のマナー
桜シーズンの花見キャンプ、予約のコツをざっとまとめておく。
- 2〜3ヶ月前が勝負:人気キャンプ場の桜シーズン枠は1月〜2月に埋まる。遅くとも2月中には予約を入れたい
- キャンセル待ちを活用:なっぷはキャンセル通知機能があるので、満員でも諦めずに登録しておく価値がある
- 平日を狙う:土日が無理なら木〜金、月〜火の平日泊を検討。料金が安いことも多い
- 複数サイトで同時検索:じゃらん・楽天トラベル・なっぷで同じキャンプ場でも掲載状況が違う場合があるので、全部確認する
- 現金を必ず持参:キャンプ場はカード不可の場合がまだ多い。いまだに驚くほど現金払いが多いので要注意
当日のマナーについても一点。桜の木の枝を勝手に折ったり、木に直接ロープを結んだりするのは絶対にNG。ハンモックを使う場合も、木を保護するスリングを使うのがマナー。キャンプ