焚き火でご飯を炊くのはやってみてやめた。今はストウブと固形燃料、それでも焚き火で炊くなら

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キャンプ旅@30代(キャンプ歴3年・年20泊ほど)が、実際に行って・使って書いています。

📝 この記事でわかること

  • 焚き火炊飯をやめて、ストウブ+固形燃料に落ち着いた理由と今の炊き方
  • 「燃え尽きたら終わり」で火加減の判断を燃料に任せる、その楽さの中身
  • それでも焚き火で炊きたい人へ、自分が実際にやらかした失敗と守るべき2点

📋 目次

  1. 焚き火で炊いた米は美味かった。それでもやめた
  2. 燃え尽きたら終わり、という楽さ
  3. 薪を地面に置いて、翌朝まったく燃えなかった日
  4. それでも焚き火で炊くなら、自分がやらかしたところだけ書く
  5. 連泊の朝に炭火で焼くのが、今いちばん贅沢

焚き火で炊いた米は美味かった。それでもやめた

焚き火でご飯を炊いたことはある。美味かった。あれは本当に美味かった。それでも今はやっていない。ストウブに固形燃料で炊いている。

理由は二つだけ。メスティンがめちゃくちゃ焦げること。火力調整が難しすぎること。この二つに尽きる。焚き火には目盛りもツマミもなくて、薪がひとつ崩れるだけで火力が変わる。鍋を置く位置をずらして調整するしかないんだけど、ちょっと妻と喋っている間に底が真っ黒になっている。で、その鍋を洗う。翌朝もその鍋で炊く。翌々朝もその鍋で炊く。2泊3日でそれを繰り返すことを考えたら、正直やってられなくなった。3年目にしてそこに落ち着いた、というのがこの記事の結論。

だからこれは焚き火炊飯のコツを網羅する記事じゃない。自分が今どう炊いているかが芯で、そのうえで「それでも焚き火でやりたい」という人に向けて、自分が何で失敗したかを最後に書く。順番を逆にしないのは、単純に自分が焚き火炊飯をおすすめしていないからだ。

🍳 自分が実際に使っているキャンプ飯の道具

▶ JHQ マルチグリドル 正規品(3年ヘビーユース)

▶ キャプテンスタッグ ダッチオーブン 25cm(ニトリの小型から買い替え)

燃え尽きたら終わり、という楽さ

今の手順はこう。ストウブに研いだ米と水を入れて、ダイソーの安い置台に乗せて、固形燃料に火をつける。あとは椅子に戻る。燃料が燃え尽きたら火が消える。少し蒸らして蓋を開ける。それだけ。

この「燃え尽きたら終わり」が全部だと思っている。焚き火だと火加減を管理する人間が要る。誰がやるかといえば自分だ。固形燃料は燃焼時間が決まっているから、火を消すタイミングを人間が判断しなくていい。判断を燃料に投げられる。自分はキャンプ場でできるだけ何も考えたくない。観光にも出かけないし、中日は本当にぼーっとしているだけの人間だ。妻と喋って、飯を食って、また喋る。そのために連泊しているのに、鍋の底を睨んで20分過ごすのはどう考えても本末転倒だった。

置台がダイソーなのは、最初に買ったのがそれで、壊れないからそのまま使っているだけ。何百円のやつ。かっこよくはない。固形燃料を置いてストウブを乗せる、それ以外に何の機能が必要なのかがわからない。ここに数千円出す理由を、自分はまだ見つけられていない。

固形燃料は毎回使うのでAmazonでまとめて買っている。現地のホームセンターで買えばいいと言われそうだけど、薪と違って燃料を切らすとその日の米が炊けない。箱で家に積んでおくのが一番安い保険だと思っている。

弱点はストウブが重いこと。これは正直しんどい。マンションから駐車場まで毎回運び出すことを思うと、車を買って全部積みっぱなしにしたい、というのが今の一番の願望かもしれない。道具が増えて家の収納はとっくに詰まっている。

炊き方自体で言えば、水は米の1.2倍くらい、炊けたら10分ほど蒸らす。それ以上こだわっていない。メスティンで作る簡単なキャンプ飯のほうは今でも作るけど、米を炊く担当からは外した。

川辺の焚き火に鍋をかけている様子(イメージ写真・Unsplash)
Photo by Unsplash

薪を地面に置いて、翌朝まったく燃えなかった日

誤解されたくないので書いておくと、焚き火はやめていない。毎回やる。米を焚き火で炊かなくなっただけで、焚き火を「調理の火」として当てにするのをやめた、という話だ。

失敗はいくつかある。ひとつは薪を地面に直置きして、夜露で湿気らせたこと。翌朝いつも通り火をつけようとしたら、まったく燃えない。着火剤を足しても白い煙ばかり上がって、いつまでも火にならない。あのときのがっかり感は覚えている。それ以来、薪は絶対に地面に置かない。薪入れはDOTEKAGEで買った。

もうひとつは皇海山キャンプフォレストでダッチオーブンの下火を強くしすぎて、鍋底を焦がしたこと。焦げた底をゴシゴシ洗いながら「もういいや」と思った、あの感覚が残っている。焚き火で米を炊くのをやめた理由の何割かは、たぶんここだ。料理の失敗そのものより、後片付けの記憶のほうが人をやめさせる。

DOTEKAGE CAMP GROUNDは薪をすぐ買えるのがありがたい。しかも1本単位で売っている。これが地味に効く。束で買うと余るし、足りないと夜が急に寂しくなる。妻と設営しながら焚き火台を組んだ日、薪の消費ペースを完全に見誤って、20時にはもう燃え尽きていたことがあった。夜はこれからなのに、目の前に灰しかない。ああいうとき1本ずつ買い足せる売店があると本当に助かる。

あと完全な脱線なんだけど、薪割りにハマっている。今も続いている。薪割り台があるとつい割る。割る必要がなくても割る。パカーンと鳴ったときのあの音がよくて、スカッとする。焚き火をやる人には超おすすめしたい。正直、米を炊いているより薪を割っているほうが楽しい。

それでも焚き火で炊くなら、自分がやらかしたところだけ書く

やめた人間が言うのも変だけど、焚き火炊飯そのものは否定しない。美味かったのは事実だし、あの香りは固形燃料では絶対に出ない。だからやりたい人は一度やったほうがいい。ただ、コツを箇条書きで並べても意味がないと思っている。自分が読みたいのは、その通りにやって何が起きたかのほうだ。

自分の場合、まず薪が崩れた。蒸気の出方をちゃんと見ていて、そろそろ弱めるかと思って鍋を端に寄せようとしたタイミングで、下の薪が崩れて熾火が鍋の真下に来た。火力を下げたつもりが上がっている。これは手順書には書いていない。というか書けない。薪の組み方と燃え方の話であって、炊飯の話ではないからだ。

次にやらかしたのが、音を信じすぎたこと。鍋底からチリチリ鳴ったら下ろす、というのはよく言われるし実際そうなんだけど、焚き火の周りは薪が爆ぜる音がずっとしている。風も吹く。隣で妻が喋っている。あの環境で鍋底の微妙な音を聞き分けるのは無理があった。結局、蓋を開けたら底だけ真っ黒。上のほうは普通に美味い。おこげだと思って食べて、その日はそれで納得した。納得したけど、鍋は焦げたままだ。

だから守る点を挙げるなら二つに絞る。炎の上ではなく、薪が燃えきって赤くおこった熾火の上で炊くこと。炎は高さが読めないし、崩れた瞬間に全部変わる。もうひとつは、炊き上がったと思ってから蓋を開けないこと。水は米の1.2倍くらい、火から下ろしたら10分は放っておく。この2点さえ守れば、焦げても中身は食える状態になる。逆に言えば、これ以上のことを自分は焚き火で管理できなかった。

鍋は1合サイズのメスティンで足りる。うちにあるのもそれで、2人分ならこれで十分。飯盒は持っていない。焚き火台はキャプテンスタッグのヘキサグリルで、10回くらいで壊れるだろうと思って買ったのに30回使ってまだ現役。今は黒いモデルが出ていて、友達が使っているのを見たら汚れがまったく目立たなかった。予備も持っていて、それが壊れたら次は黒にする。炭と熾火の後始末はFIELDOORの火消し袋。つぼ型より袋型のほうが軽くてかさばらないので、こっちで正解だった。

連泊の朝に炭火で焼くのが、今いちばん贅沢

米の炊き方から少し逸れるけど、2泊以上するときの朝は炭火で朝食を作るのにハマっている。米は相変わらずストウブと固形燃料で炊いて、おかずだけ炭で焼く。分業。この形が今のところ自分の最適解だ。

1泊2日では炭を使わない。処理が面倒すぎる。というかそもそも1泊2日ならテントを張らずにコテージにしている。昼に着いて設営してバタバタして、翌朝には撤収。それだと何のために来たのかわからない。テントを出すなら2泊以上、1泊ならコテージ。この割り切りにしてから、キャンプが楽になった。中日にまるっと何もしない日が生まれること、それ自体が連泊の価値だと思っている。

最終日の朝は余り物で作る。これが最近のマイブーム。昔は最終日の朝の分まできっちり食材を買っていたんだけど、どうしても多めに買う癖があって、結局余らせて家まで持ち帰っていた。だったら最初から最終日は余り物枠でいい。残った肉と野菜を全部炒めて、その朝炊いた米に乗せるだけ。朝の空気の中で食うと、なぜかそれが一番美味い。

オートキャンプFUJICHUではメスティンをよく使っている。うちの定番の場所で、トイレが綺麗なのと、徒歩2分に道の駅みたいな施設があるのが大きい。飯を作るのが面倒な日は場外で食える。その逃げ道があるかどうかで連泊の気楽さがけっこう変わる。ウェルキャンプ西丹沢で昼が面倒になって、妻と思いつきでワンパンパスタを作ったこともあるけど、あれも意外とちゃんとできた。手抜きは正義。

次の連泊も、たぶんストウブに固形燃料をセットして、火をつけて、放置している。その横で薪を割っている。米のことは燃料に任せる。それでいい。

🛒 固形燃料(毎回使うのでまとめ買い)

よくある質問

Q. 焚き火で炊いたご飯、そんなに美味しかったの?

A. 美味かった。あの香りは固形燃料では絶対に出ない、それは今でも思う。

Q. ストウブと固形燃料の炊き方、コツとかあるの?

A. 水は米の1.2倍、炊けたら10分蒸らす。それだけ。

Q. ダイソーの置台じゃなくてちゃんとした五徳を買ったほうがいいの?

A. わからない。数千円出す理由を自分はまだ見つけられていない。

キャンプ旅@30代

この記事を書いた人: キャンプ旅@30代

東京・世田谷在住の30代。キャンプ歴3年、妻とのデュオキャンプが中心で、神奈川・山梨・静岡がメインエリアで、コテージ泊も含めると年20泊ほど。ウェルキャンプ西丹沢/どてかげ/FUJICHUに実際に通っていて、那須のKA-MA-DOや龍の国にも行っています。「ブランドより実用性とコスパ」が基準で、失敗談もそのまま書きます。

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