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スキレット、買ったはいいけど「何を作ればいいかわからない」「毎回同じものばかりになる」って悩んでませんか?自分もキャンプを始めた頃はまったく同じでした。最初にスキレットを持ち込んだウェルキャンプ(神奈川)での夜、とりあえずウインナーを焼いただけで終わった記憶がある…。もったいなさすぎる使い方でした。
スキレットって実は、朝食からおつまみまで、一泊キャンプの全ごはんをカバーできるくらいポテンシャルのある調理器具なんです。しかもあの黒くて厚みのある見た目が、SNS映えするというおまけ付き。この記事では、自分が実際にキャンプ場で作ってきたレシピを中心に、朝・昼・夜・おつまみと全10選を具体的に紹介します。熱源別の火加減アドバイスや、知らないと後悔する失敗ポイントも正直に書きました。
「何を作ろうか」と迷う時間がなくなるはずなので、ぜひ次のキャンプの計画に役立ててください。
【まず確認】キャンプ向きスキレットの選び方と基本の使い方
サイズは何インチを選ぶ?
スキレット選びで最初に悩むのがサイズ。目安としてはこんな感じ。
- 6.5〜8インチ(約16〜20cm):ソロキャンプや1〜2人向け。重量も600g〜900g程度で持ち運びしやすい
- 10〜12インチ(約25〜30cm):2〜4人のグループ・カップル・ファミリー向け。重さは1.5〜2kgを超えるので車移動(オートキャンプ)なら問題なし
奥さんと二人でキャンプに行くことが多い自分は、メインをLodge(ロッジ)の10.25インチ(約26cm)にしています。アヒージョやグラタンを2人でシェアするなら10インチ以上あると余裕が生まれる。
シーズニング(油ならし)は毎回必要?
よく「シーズニングが面倒くさそう」と言う人がいるけど、実際にやってみると大した作業じゃないです。新品のときに1〜2回やれば、あとは使うたびに油が馴染んでいくので、最初だけちゃんとやっておけばOK。
基本の手順はこの4ステップ。①中性洗剤で1回だけ洗う(錆止めのコーティングを落とすため)→②空焚きして水分を飛ばす→③薄くオイルを塗る→④煙が出るまで加熱する。これを2〜3回繰り返せば完成。
オリーブオイルは「煙点が低い」ので空焚き時には向かない。フラックスオイルやキャノーラ油・ラードを使うのが正解。自分は最初それを知らずにオリーブオイルでやって、べたべたになる失敗をやらかしました。
熱源別の火加減ポイント
スキレットは焚き火・炭火・ガスバーナーすべてに対応できるのが強みだけど、熱源によって注意点が違う。
- ガスバーナー:火加減の調整がしやすく初心者向き。ただしスキレットの厚みがあるため、温まるまで2〜3分は低火力でじっくり予熱すること
- 炭火:遠赤外線効果で素材の中まで火が通りやすい。ただし温度が読みにくいので、炭が白く落ち着いてから使い始めるのが鉄則
- 焚き火:一番難しいけど一番キャンプらしい。炎の直接接触を避け、熾火(おきび)の上に置くのがコツ。キャプテンスタッグの焚き火台との相性も抜群
【朝食2選】目覚めに食べたい!スキレットモーニングレシピ
レシピ①:スキレットエッグベネディクト風
朝イチにこれを作ると、サイトで「え、何作ってるの?」って絶対声をかけられます。実際にドテカゲキャンプ場で作ったとき、隣のサイトの方に聞かれました(笑)。ポーチドエッグの難易度が高そうに見えるけど、スキレットなら目玉焼きを少し半熟に仕上げるだけで十分なんです。
材料(2人分):イングリッシュマフィン2個・卵2個・ベーコン4枚・市販のホランデーズソース(なければマヨネーズ+レモン汁で代用可)・バター10g
作り方:スキレットをバターで熱してベーコンをカリッと焼く→同じ油で卵を割り入れ、蓋をして半熟に仕上げる→マフィンの上にベーコン・卵を重ねてソースをかけるだけ。調理時間は約10〜12分。蓋がない場合はアルミホイルで代用できます。
レシピ②:フレンチトーストスキレット
前日の残りのバゲットやコッペパンで作れるのが最高に便利。翌朝使い切れる。卵液に一晩(ジップロックごと)浸しておくのがポイントで、これだけで明らかにふわとろ感が違います。
材料(2人分):食パン2〜3枚(厚め)・卵2個・牛乳100ml・砂糖大さじ1・バター15g・シナモンパウダー少々・メープルシロップ
作り方:卵液に1時間以上浸したパンを、バターを溶かしたスキレットで両面をじっくり焼く(弱火で片面3〜4分ずつ)。蓋をして蒸し焼きにするとより中まで火が通る。メープルシロップとフルーツを添えれば完成。火加減は絶対に弱火。強火で焦がすのが一番ありがちな失敗です。
【昼食2選】手軽に作れる!スキレットランチレシピ
レシピ③:スキレットピザ
市販の冷凍ピザ生地やナンを使えば、仕込みゼロで作れます。個人的にはこれが一番「コスパ最強レシピ」だと思ってる。10インチのスキレットにナン1枚がほぼぴったり収まるサイズ感もちょうどいい。
材料(2人分):市販のナン2枚(1枚約100〜150円)・トマトソース(チューブで十分)・モッツァレラチーズ・好みのトッピング(ハム・バジル・オリーブ等)・オリーブオイル少々
作り方:スキレットを中火で2〜3分予熱→ナンを置いてトマトソースを塗り、チーズとトッピングをのせる→蓋かアルミホイルを被せて弱〜中火で5〜6分。チーズが溶けて縁が少しこんがりしてきたら完成。炭火の場合はスキレットの下に炭、上にも炭(蓋の上に置く)と挟み焼きにするとオーブンに近い仕上がりになる。
レシピ④:スキレットパニーニ風ホットサンド
ホットサンドメーカーを持ってない人でも、スキレット+重石(別のスキレットや石)で同じものができます。
材料(1人分):食パン2枚・ハム・スライスチーズ・マスタード・バター
作り方:バターを塗った食パンにハムとチーズを挟む→バターを溶かしたスキレットに乗せ、上から重しで押さえながら中火で片面2〜3分ずつ焼く。外はカリッ、中はとろっとろのチーズが最高。チーズはスライスよりシュレッドチーズのほうが溶けやすくておすすめです。
【夕食4選】メインを張れる!スキレットディナーレシピ
レシピ⑤:アヒージョ
キャンプのスキレット料理の定番中の定番。でも正直、シンプルすぎてまずい失敗例も多い。油の量と塩加減が全てと言っていい。
材料(2人分):エビ8〜10尾・マッシュルーム6〜8個・プチトマト6個・にんにく3〜4片・オリーブオイル150〜180ml・塩小さじ1〜1.5・鷹の爪1本・好みでアンチョビペースト
作り方:スキレットにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかける→香りが出てきたらエビと野菜を加え、ぐつぐつ3〜4分。最後に塩で味を整える。バゲットに染み込ませて食べると最高。油が少ないと「揚げ焼き」になるので、素材がひたひたになる量が正解です。
レシピ⑥:スキレットハンバーグ
家で食べるハンバーグより絶対うまい。炭火の遠赤外線効果のおかげで、肉汁の逃げ方が全然違うんです。これはフジチュウのキャンプ場で初めて作って以来、完全にレギュラーメニューになった一品。
材料(2人分):合いびき肉300g・玉ねぎ1/4個(みじん切り)・卵1個・パン粉大さじ3・塩コショウ・ナツメグ少々・デミグラスソース(市販の缶詰が便利)
作り方:肉だねは家で作ってジップロックで持参するのがおすすめ。当日はスキレットを強火で予熱→油なしで肉だねを置き、30秒焼き付けたら中火に落とす→片面3〜4分焼いたら裏返し、蓋をして弱火で5〜6分蒸し焼き。デミグラスソースを加えて2〜3分煮詰めたら完成。蓋をすることで蒸し焼き効果が生まれ、中まできれいに火が入ります。
レシピ⑦:スキレットグラタン
アウトドアでグラタンというと難しそうに聞こえるけど、市販のホワイトソース缶を使えば意外と簡単。寒い季節のキャンプにかなり刺さるレシピです。龍の国に秋キャンプで行ったとき、夜にこれを作ってめちゃくちゃ染みました。
材料(2人分):ペンネ(早茹でタイプ)80g・鶏もも肉100g・玉ねぎ1/2個・ホワイトソース缶1缶・牛乳100ml・シュレッドチーズ50g・塩コショウ
作り方:鍋でペンネを茹でておく→スキレットで鶏肉と玉ねぎを炒め、ホワイトソースと牛乳を加えて混ぜ→ペンネを加えてチーズをのせ、蓋をして弱火で5〜6分。チーズが溶けたら完成。炭火でやる場合は蓋の上に炭を乗せて両面から熱すると焦げ目がついてさらにおいしくなります。
レシピ⑧:スキレットローストチキン(骨付きチキン)
見た目が最強に映える。キャンプ飯の中で一番「ちゃんと料理した感」が出るのがこれだと思ってる。ポイントは焚き火台の熾火をうまく使うこと。キャプテンスタッグの焚き火台はスキレットを安定して置けるので相性がいい。
材料(2人分):骨付きチキン脚4本・にんにく3片・ローズマリー適量・塩コショウ・オリーブオイル・レモン汁
作り方:チキンはにんにく・塩・オリーブオイル・ハーブに半日以上漬け込んでおく(ジップロックで持参)→スキレットを強火で熱し、皮目から焼き色をつける(約3〜4分)→裏返して蓋をし、弱火で15〜18分じっくり火を通す。皮がパリッとなるかどうかは、最初の焼き付けの火加減で決まります。
スキレットはそのままテーブルに出せるのが強み。