📝 この記事でわかること
- 茨城の霞ヶ浦・涸沼でレンタル完備の釣りキャンプが手ぶらで楽しめる理由
- 初心者が絶対やらかす失敗パターンと回避策
- 釣れる魚・ベストシーズン・遊漁券など現地でハマる前に知っておくべき話
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正直に言う。自分は茨城の湖畔キャンプで朝マズメを完全に舐めてて、初回の涸沼で全然釣れずに終わった。8時ごろノソノソ起き出したら、周りのキャンパーはすでに竿を収めていた。昼前まで粘ったけどノーフィッシュ。「早起きしないと釣れない」——これが茨城釣りキャンプで最初に学ぶ真実だ。
それでも、涸沼と霞ヶ浦は初心者に向いていると思う。理由はシンプルで、竿も道具も何も持たずに行けて、湖畔でテントを張って、その日の夜に釣った魚を焼ける——この体験がそろっている場所が関東圏でここまで揃っているエリアは珍しい。世田谷から車で1時間〜1時間半で行けるのも個人的にはデカい。
この記事では、自分が実際に肌で感じた茨城の湖畔キャンプ&釣りの話を書く。「どちらもおすすめ」みたいな逃げは一切なし。初心者がやるべきこと、やらかしがちなこと、ぶっちゃけた感想を書いていく。
なぜ茨城で釣りキャンプなのか|霞ヶ浦と涸沼のポテンシャル
霞ヶ浦は面積約220km²で日本第2位の湖。バス釣りの全国大会が開かれるくらいのフィールドで、釣り人の間では聖地扱いされているレベルのエリアだ。涸沼(ひぬま)は面積約9.8km²と規模は小さいが、海水と淡水が混じる汽水湖という珍しい環境のせいで魚種がカオスに豊富。ハゼ・セイゴ・ウナギ・テナガエビと、1日でいろんな魚が狙える。
世田谷から常磐自動車道を使えば、霞ヶ浦エリアまで渋滞なしで約1時間20分。涸沼周辺も1時間半前後で着く。近すぎず遠すぎず、週末キャンプにちょうどいい距離感だ。
ただ一点、事前に絶対確認してほしいことがある。
霞ヶ浦・涸沼ともに区域によって遊漁券(釣り券)が必要。大人1日券の相場は500〜800円程度。キャンプ場によっては料金に含まれているケースもあるので、予約時に必ず確認すること。また霞ヶ浦では外来魚(ブラックバス等)のリリース禁止条例がある。バス釣り目的なら現地スタッフか漁協に確認してから竿を出すこと。知らなかったでは済まない。
結論:1泊2日か2泊3日か、どちらにすべきか
自分の答えははっきりしている。テントを張るなら2泊3日一択。1泊2日なら最初からコテージにしろ。
理由はシンプルで、1泊2日だと「昼着→設営→バタバタ→翌朝撤収」の流れでゆっくりする時間がほぼゼロになる。特に釣りキャンプは、夕方の魚の活性が上がる時間帯と夕食・焚き火の時間が重なるし、朝マズメを狙うなら5時起きが必要になる。この密度を1泊でこなすのは疲れるだけで終わる。
2泊3日にすると中日に「丸一日何もしなくていい時間」が生まれる。朝マズメで釣りして、昼に焚き火でだらだら飯を食って、夕方また釣りして、夜は湖面を眺めながら酒を飲む。観光には行かない。キャンプ場に引きこもってデジタルデトックス。これが最高だと3年目の今は思っている。
初心者で「まず体験したい」という場合は、ウェルキャンプ西丹沢みたいに設備が充実したコテージで1泊して「焚き火と飯だけ」を体験するのが沼へのいい入口になる。実際に友人夫婦をそこに連れて行ってキャンプ沼にハメた実績がある。
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「道具が何もない」のは全然問題ない。茨城の湖畔キャンプ場の多くでこれだけ借りられる。
| カテゴリ | 主なレンタル品目 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 釣り道具 | 竿・リール・仕掛けセット・バケツ | 500〜1,000円/本 |
| テント一式 | テント・タープ・ペグ・ポール | 2,000〜4,000円 |
| 寝具 | シュラフ・マット・枕 | 500〜1,000円/個 |
| 調理器具 | バーベキューグリル・炭・着火剤・トング | 1,000〜2,000円 |
| その他 | ランタン・テーブル・チェア・クーラーボックス | 各300〜800円 |
家族4人で手ぶらパック+サイト料を合わせると15,000〜25,000円前後が現実的な目安。釣りセットは別料金のケースが多いので、予約時にまとめて確認しておくこと。
個人的な考えとして、最初から全部レンタルで何の問題もない。「ハマったら道具を買えばいい」それだけの話。ギアのコスパで言えば、自分はキャプテンスタッグの焚き火台を愛用していて4,000〜5,000円台でも全然壊れないし、ダイソーのホットサンドメーカーは1,500円程度で朝食が激変する。まず安いもので一式「揃える」のを目標にして、ハマった部分から買い替えるのが一番失敗しない順番だ。
初心者でも釣れる魚種ガイド|霞ヶ浦と涸沼の違い
涸沼:ハゼ釣り最強説
自分が初心者に強くすすめるのは涸沼のハゼ釣り。理由は3つ。仕掛けが超シンプル、ちょい投げで釣れる、夏〜秋なら初心者でも10〜20匹釣れる可能性が普通にある。汽水湖という環境のおかげでセイゴ・ウナギ・テナガエビも狙えて、1日いれば何かしら釣れる安心感がある。
釣った魚をその夜にかき揚げにして食う達成感は格別。自分で釣って、さばいて、食う——この流れを一度体験すると、スーパーの魚じゃ満足できなくなる。
霞ヶ浦:ワカサギ狙いが初心者向け
霞ヶ浦の代名詞はブラックバスだが、初心者が「とりあえず釣りたい」ならバスではなくワカサギかフナを狙う方がいい。特にワカサギは冬〜春先にかけて釣果が安定しやすく、ウキ釣りで数釣りができる。バスは釣り方の引き出しがないと全然釣れないし、リリース禁止の話も絡むのでいきなり挑戦するには複雑さがある。
夏〜秋なら涸沼のハゼ一択。冬〜春なら霞ヶ浦のワカサギ。シーズンが合えばハゼの方が圧倒的に釣れて楽しい。涸沼で夏に行くなら「絶対ハゼを狙え」が自分の結論。
茨城の湖畔キャンプ場&釣りスポット紹介
① 涸沼自然公園キャンプ場(茨城町)
涸沼のほとりに位置し、釣り場まで徒歩数分という立地。テントサイトは1区画2,000円前後から利用でき、コテージ・バンガローも完備されているので初心者でも入りやすい。炊事棟・トイレが整備されており、シャワー設備も有料で利用可能。ハゼ・セイゴ狙いの釣りキャンプ拠点として現実的な選択肢。
ただし湖畔は夜の虫が多い。虫よけスプレーは必携で、蚊取り線香も持っていくとなお良い。これを軽く見ると夜中に悲惨なことになる。
② 霞ヶ浦周辺オートキャンプ場(かすみがうら市周辺)
霞ヶ浦沿いにはオートキャンプ場が複数点在している。車を横付けできるオートサイトが主流で、荷物の出し入れが楽なのはファミリーにありがたい。サイト料は電源なしで3,500〜5,000円、電源サイトだと5,000〜7,000円前後が多い。霞ヶ浦大橋付近からの夕日は本物だった。水面に沈む太陽を見ながら焚き火する時間に5,000円払う価値は十分ある。
③ 釣り堀併設型(フィッシングセンター系)
「湖での釣りはハードルが高い」「子どもに絶対釣らせたい」という場合は、釣り堀が併設されたフィッシングセンター系の施設という選択肢もある。魚が放流されているので釣果がほぼ保証される。レンタル竿・えさ代込みで1,000〜1,500円/時間程度のプランが多い。個人的にはこっちの方が”釣りキャンプ”と呼ぶには物足りないが、子どもに魚を釣る楽しさを体験させる最初のステップとしては正解だと思う。
参考として、自分が実際に行ったウェルキャンプ西丹沢も場内に釣り堀があって、4人グループで行った時にワイワイ盛り上がった経験がある。茨城ではないが「釣り堀付きキャンプ場」のイメージ感として参考になる。
予約はじゃらんか楽天トラベルで空き確認するのが手っ取り早い。週末は特にファミリーで埋まるので、2〜3週間前には抑えておくこと。
釣りキャンプ2泊3日モデルコース|初心者向け涸沼プラン
「実際どんな2泊3日になるの?」という疑問に答えるために書く。自分が理想と考えるプランはこれ。
- 【1日目 10:00】 現地着・チェックイン、レンタル品受け取り(テント・釣り竿等)
- 【1日目 11:00〜12:30】 テント設営。初めての場合は1時間半みておくと焦らない
- 【1日目 13:00〜15:30】 昼食後、第一ラウンドの釣り体験。スタッフに仕掛けの付け方を教えてもらう
- 【1日目 16:00〜17:30】 第二ラウンド。夕方は魚の活性が上がるゴールデンタイム
- 【1日目 18:00〜21:00】 夕食・焚き火。釣れた魚は天ぷらか塩焼きに。BBQと合わせて最高の夕食
- 【2日目 5:30〜7:00】 朝マズメ釣り(この時間が一番釣れる。絶対起きること)
- 【2日目 8:00〜夕方】 中日。何もしない。ダイソーのホットサンドメーカーで朝食を作って、あとはひたすらだらだらする。これが2泊3日の真骨頂
- 【2日目 16:00〜17:30】 夕方の釣り。もう一回チャレンジ
- 【2日目 18:00〜21:00】 夕食・焚き火。湖面に映る星を眺める
- 【3日目 5:30〜7:00】 最後の朝マズメ釣り
- 【3日目 8:00〜10:30】 朝食・撤収作業
- 【3日目 11:00〜】 チェックアウト後、笠間や水戸方面へ立ち寄り
繰り返すが、自分が初回の涸沼で8時ごろ起き出して全然釣れなかったのはこのスケジュールを知らなかったから。5時半起き・朝マズメ狙いを外すと、その後昼前まで粘っても釣れる確率が体感で半分以下になる。これだけは守ってほしい。
持ち物チェックリスト|レンタル活用でも必ず持参すること
レンタルをフル活用しても、これは自分で持っていかないと詰む。
- ☑ 着替え(湖畔は朝晩の気温差が大きい。フリース1枚必須)
- ☑ 虫よけスプレー・かゆみ止め(湖畔の虫を甘く見ると地獄を見る)
- ☑ 蚊取り線香(虫よけスプレーとセットで持つこと)
- ☑ 日焼け止め(水辺は照り返しが強い。特に霞ヶ浦の開けた水面は要注意)
- ☑ サンダル or 濡れてもいい靴(岸辺作業で確実に濡れる)
- ☑ 食材・調味料(現地購入できる場合もあるが選択肢が限られる)
- ☑ モバイルバッテリー(釣りで写真を撮りまくるので電池がすぐ減る)
- ☑ ゴミ袋(キャンプ場によっては持ち帰り必須)
- ☑ 遊漁券(事前購入できる場合はしておく。当日現地購入でも可だが時間を取られる)
ギアのコスパ観点で補足すると、自分が湖畔でヘビーに使っているのはキャプテンスタッグのランタンスタンド(アルミスライドタイプ)。固定式の刺すタイプより三角で自立できて動かせるものが断然いい。夜が深まると照らしたい場所が変わるから、動かせるかどうかで快適さが全然違う。地味だけどこれは本当に重要。
ベストシーズンと時期別の狙い目
個人的に一番おすすめするのは9月〜10月。涸沼のハゼが最も活性が高く、気温も落ち着いていて湖畔キャンプが快適な時期が重なる。夏の霞ヶ浦は夕日が絶品だが、7〜8月の湖畔は虫と暑さとの戦いになる。
冬のワカサギシーズン(12月〜3月)はそれはそれで面白いが、湖畔の朝の寒さは本物で、防寒ギアをきちんと揃えないと釣りどころではなくなる。初めての釣りキャンプに冬を選ぶのはすすめない。9〜10月か、春の4〜5月あたりを選ぶのが一番失敗が少ない。
番外:茨城以外でも釣りキャンプを楽しむなら
茨城の湖畔が自分的に推しであることは間違いないが、他のエリアも補足しておく。
ウェルキャンプ西丹沢は約500サイトの広大な施設で、場内に釣り堀がある。東京・世田谷からでも1時間半で着くし、コテージが豊富なので「友人を初めてキャンプに連れていく」時の定番として使っている。予約が取れやすいのも助かる。
また最近行ったKA-MA-DO キャンプグラウンド(栃木・那須野が原)もよかった。西那須野塩原ICから3分という好立地で、近くに「千本松牧場」があって動物と触れ合える。釣りキャンプとは直接関係ないが、キャンプ+周辺体験という意味では茨城に近い「自然の中でいろいろできる」感覚があった。
よくある質問
Q. 釣り初心者でも茨城でキャンプしながら釣りできる?
A. できる。ただし「早起きして朝マズメを狙う」ことだけは絶対に守ること。霞ヶ浦・涸沼周辺のキャンプ場はレンタル完備で、竿も道具も何もなくていい。世田谷から車で1時間〜1時間半のアクセスで、初心者向けのスポットも充実している。
Q. 茨城の湖で初心者が釣れる魚は何?
A. 夏〜秋なら涸沼のハゼ一択。仕掛けがシンプルで、10〜20匹釣れることも普通にある。冬〜春なら霞ヶ浦のワカサギ。バス釣りは初心者には難易度が高いし、リリース禁止の条例も絡むのでいきなり挑戦しない方がいい。
Q. 釣りキャンプに遊漁券は必要?
A. 霞ヶ浦・涸沼ともに区域によって必要。大人1日券の相場は500〜800円程度。キャンプ場によっては料金に含まれていることもあるため、予約時に確認すること。知らずに竿を出すと条例違反になる場合があるので要注意。
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