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「夏キャンプ、暑すぎてもう無理……」って正直なったことありませんか?
自分も数年前、真夏の低地キャンプ場で一晩中寝られなかった経験があって。テントの中は蒸し風呂、外に出ても熱風。あれ以来、夏のキャンプ先は標高にこだわるようになりました。関東に住んでいると、長野や山梨の高原エリアはわりとアクセスしやすいし、何より標高が上がるだけで世界が変わる。
この記事では、中部エリアの高原キャンプ場の中から「夏でも本当に涼しい」と自信を持って言えるスポットを厳選して紹介します。標高・料金・設備・アクセスまでまとめているので、今年の夏キャンプの行き先選びにそのまま使ってください。
夏の高原キャンプが最高な理由、まず数字で確認
体感だけじゃなくて、ちゃんと気温差を知っておくと計画が立てやすい。目安として、標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃下がると言われています。
たとえば東京の真夏日(35℃)でも、標高1,500mのキャンプ場なら理論上9℃も低い。実際には地形や風の影響もあるけど、標高1,000m以上で夜間は20℃前後になることも珍しくない。これ、キャンパーにとってはかなり大事な情報ですよね。
高原キャンプ場は夏でも朝晩の気温が10〜15℃まで下がることがある。真夏でもフリースや薄手のダウンは必携。逆に「暑いから」と防寒具を省くと、夜中に震える羽目になります(自分も一度やらかしました)。
では、中部エリアの高原キャンプ場を具体的に見ていきましょう。
【長野エリア】標高が高くて涼しいキャンプ場3選
① 乗鞍高原キャンプ場(長野県松本市)
標高約1,500m。乗鞍岳の麓に広がる高原キャンプ場で、真夏でも最高気温が25℃を超えることはほぼない。サイト数は約50区画で、林間サイトと開放的な草地サイトが選べます。
周辺には温泉もあって、乗鞍高原温泉の日帰り入浴(大人700〜800円程度)がキャンプのあとに最高。近くの「まいめの池」は朝霧が幻想的で、早起きして散歩するだけで来た甲斐があると感じる場所。利用料は1サイト約3,000〜4,000円(時期により変動あり)。
② 女神湖畔キャンプ場(長野県立科町)
標高約1,540m、蓼科高原に位置する湖畔キャンプ場。女神湖を目の前にしてテントを張れるロケーションは、正直ずるいくらい絵になります。
東京から車で約2時間30分というアクセスの良さも魅力で、金曜の夜に出発しても無理なく到着できる。サイト料金は1泊約2,500〜3,500円。カヌーや釣りも楽しめるので、ファミリーキャンプにも向いています。個人的に「コスパ最強」と思っているキャンプ場のひとつ。
③ 菅平高原オートキャンプ場(長野県上田市)
標高約1,300m。ラグビーの聖地として知られる菅平高原のキャンプ場で、広大な草原が広がるロケーションは開放感が段違い。夜は天の川が見えることも多く、満天の星空目的で来る人も多い。
AC電源サイトあり(約4,500円〜)、フリーサイトなら約2,000円台から利用できるのも嬉しいところ。上田城からのアクセスも良く、観光と組み合わせやすい。
【山梨・静岡エリア】富士山周辺の涼しい高原キャンプ場2選
朝霧高原エリア(静岡県富士宮市)
標高は約800〜1,000m。富士山の西側に広がる広大な高原地帯で、キャンプ場が密集している激戦区です。有名どころでは「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」があり、区画数も多く(約200区画超)、設備が充実している。
富士山のビューが楽しめるサイトを取れれば最高なんですが、夏の週末は3ヶ月前でも埋まっていることがある。これを知らずに「直前でいいか」と思って予約できなかったのは自分の失敗談。早めに動くのが鉄則です。料金は時期・サイト種別によって異なるが、テントサイトは1泊4,000〜7,000円程度が相場。
清里高原(山梨県北杜市)
標高約1,200〜1,400m。八ヶ岳の南麓に広がる清里エリアは、関東からのアクセスが抜群(中央道・長坂ICから約20分)。複数のキャンプ場が点在していて、オートキャンプからグランピングまで選択肢が豊富。
夏でも最高気温が25℃前後という日が多く、都会の猛暑が嘘みたいに感じます。清泉寮のソフトクリームは絶対に食べてほしい。ジャージー牛乳のコクが段違いで、キャンプの帰りに寄るのが定番コースになっています。
【岐阜・その他エリア】穴場の高原キャンプ場2選
ひるがの高原キャンプ場(岐阜県郡上市)
標高約900m。長野や山梨と比べると知名度が低いぶん、予約が取りやすい穴場スポット。「ひるがの分水嶺公園」の近くに位置し、太平洋側と日本海側に水が分かれる地形が観察できるユニークなエリアです。
夏の平均気温は20〜22℃程度。サイト料金は1泊2,000〜3,500円と良心的な価格帯。東海方面からのアクセスがよく、東海圏のキャンパーからじわじわ人気が出ています。名古屋からは東海北陸道で約1時間30分。
奥大井・接岨峡エリア(静岡県川根本町)
標高は比較的低め(300〜500m程度)だが、深い渓谷に囲まれた地形のおかげで夏でも涼しい風が通り抜ける。川遊びができる環境が整っており、子どもを連れたファミリーには特におすすめ。大井川鐵道のSLが近くを走っていて、サプライズ的な見どころにもなっています。
中部高原キャンプ場を比較してみた
選ぶ際の参考に、主要スポットをざっくり比べてみます。
| キャンプ場 | 標高 | 料金目安 | おすすめ |
|---|---|---|---|
| 乗鞍高原 | 約1,500m | 3,000〜4,000円 | ソロ・カップル |
| 女神湖畔 | 約1,540m | 2,500〜3,500円 | ファミリー |
| 菅平高原 | 約1,300m | 2,000〜4,500円 | 星空・グループ |
| 朝霧高原 | 約800〜1,000m | 4,000〜7,000円 | 富士山ビュー |
| 清里高原 | 約1,200〜1,400m | 3,000〜6,000円 | 関東からのアクセス |
| ひるがの高原 | 約900m | 2,000〜3,500円 | 穴場・コスパ重視 |
夏の高原キャンプで失敗しないための持ち物チェック
「夏だから」と油断して荷物を減らすと痛い目を見ます。特に夜間の冷え込みは初見だとびっくりするレベル。以下は自分が実際に持っていくものリストです。
- フリースまたは薄手のダウン(夜間10〜15℃になることも)
- レインウェア(山の天気は急変する、本当に急変する)
- 虫除けスプレー・蚊取り線香(標高が高くても虫はいる)
- 日焼け止め(高原は紫外線が強い。標高1,000mで約10%増)
- ヘッドランプ(高原の夜は暗さが段違い)
- サンダル・クロックス(場内移動・川遊びに必須)
- モバイルバッテリー(電源なしサイトの場合)
- 熱中症対策の飲み物・塩分補給(設営作業中は汗をかく)
高原は紫外線量が平地より多い。夏の標高1,500m地点では、海抜0mと比べて紫外線量が約15〜20%強くなるとも言われています。「木陰だから大丈夫」と思っていたら首の後ろがガッツリ日焼けしていた、なんてことも。日焼け止めと帽子は絶対に忘れずに。